A・U様 40代
主訴は、身体左右のアンバランスとむくみ(特に左足)
一見して分かるX脚で、右足が長く骨盤の高低差3センチ強、内旋した左足に重心をかけて立っているため、左足がむくみ、うっ血していました。
当然、骨盤も右側が高く、背骨が側湾(彎)し、肩線の位置が左右で大きく違い、
むくみ、うっ血に加えて腰痛、肩こり、冷え、と症状はいずれも、抑制側である左半身に強く出ています。
また、両足の内旋度が高いために、骨盤が前に反り(前湾)すぎています。
仰向けに寝たとき、背骨がアーチ状に反って背中に空間が出来てしまい、その姿勢(仰向けに寝る)を5分と続けることができないし、立ったとき、腰が競りあがり、前につんのめったように見えるときがあります。
身体の前後左右のアンバランスが極まった状態と言えました。
5年程前には、病院で、椎間板ヘルニアになりかけていると言われ、手術を勧められています。
《1回目の矯正》
3センチ強あった骨盤の高低差がほぼ揃い、帰られる時、左右の肩線も揃いました。
《2回目の矯正》
矯正動作とスクワット2~3分を毎日、実践されてひと月、2度目の矯正です。
いらした時はまだ右足が長く、矯正後は脚長差、肩線共に揃いました。
左半身に集中していた症状は、ほとんど改善されて、酷かった左足のむくみ、うっ血は消えています。
《3回目の矯正》
ひと月以上の間隔を空けて、3回目の矯正です。
矯正動作とスクワット2~3分を毎日、実践されたために、骨盤が左右逆転し、左足がだいぶ長くなっていました。
当然ながら、左半身に集中していた症状は、現在では感じられないまでになりました。
骨盤の反りもだいぶ改善され、仰向けに寝ることができるようになりました。
また、代謝がよくなったそうで、普段より、汗をかきやすくなったということです。
右の股関節を矯正し、左右の調節をしましたが、まだ、左足がわずかに長いままで、お帰りになられました。
その後・・・
ご自分で骨盤を左右逆転させてしまうほどですから、右足が長い場合の矯正動作が徹底的に、身についていたんですね。
骨盤が左右逆転した後も、今までの矯正動作をつい誤って続けられたために、今度は、右足、右手の小指に症状がでてしまったという報告をメールで受け、逆の矯正動作に改めてもらったところ、手の方の症状はすぐに消えてしまったそうです。
今後、左右の脚の長さをきっちり矯正しつつ、両足の内転、内旋を更に矯正して、骨盤の前後の角度を矯正していきます。
股関節矯正 >股関節矯正についてご案内しています。 |
股関節6タイプ >6タイプの股関節の特徴について説明しています。 |
脚長差チェック >
あなたが、股関節6タイプのどこに当てはまるのか推測します。 |