変形性股関節症|末期症状からの脱却

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こちらは変形性股関節症を10年来患われている70代の方の快善例です。

股関節がほとんど動かなくなって杖を突いて歩き一人では外出することも出来ず筋力低下に悩まれ末期的な状態でしたが、股関節矯正四ヶ月で可動領域が大幅に快善、痛みも減り、家事などをこなす事ができるようになりました。

変形性股関節症を患われていたり、臼蓋形成不全で医師に運動を止められてきた方は、A・Oさんのように、筋力の問題に漠然とした不安を抱えているものですが、股関節の矯正をはじめてしばらくすればそんな不安は口にされなくなります。体を正しく整えていけば歩行上の問題はなくなり、動けるようになれば筋力は自ずと日々の生活の中でついてくるものだと実感できるからです。

変形性股関節症、70代の方の快善例

A・O様 70代 調布市在住

A・Oさんは、最近になって筋力低下と左右の足の長さが酷くなってきたと、非常に悩まれていました。

変形性股関節症を10年来患われている左股関節は、歩くのが痛く辛く、立つ時、座る時の筋肉の痛みも酷い状態です。仰向けに寝て左膝を曲げ、それぞれ内旋、内転、外旋、外転方向へと動かした時、可動領域(股関節の動く範囲)は極端に狭く、僅か数センチという範囲内をかろうじて動くのみといった状態でした。

右足が長く両股関節共に内旋・内転し、骨盤の高低差は3センチ以上。患側である左股関節の内旋の度合いが強く、骨頭が入った分だけ脚が短くなっています。変形性股関節症がここまで進行するには、この短い方の左足に重心をかけ続け、何十年と内旋させてきた経過があります。

抑制側である左半身-左目の眼圧が高くなっています。また、14、5歳から婦人科系、消化器系の不調を抱え、15歳で盲腸、21歳で卵巣嚢腫、41歳で子宮頸ガンそれぞれの手術を受けておられます。

これらはいずれも左足が長い場合の症状なのですが、両股内旋という混合型には左右の症状が混合して出ます。それにしても、右足の長い方でありながら、左足が長い場合の症状が多く、これは、手術を受け始めた14、5歳以前から、左右の歪みが複雑で力学的に重症であったことを物語っています。

体質的にはお強いので、右足が長いのは先天的なものである事は間違いないと思われます。右足が長い場合の症状としては、心電図の検査で問題が指摘されているようですが、大事には至ってらっしゃらないということです。

最初の施術

膝押しなどで股関節を緩めながら、正中線から外へと少しずつではありますが開いていく事ができました。やがて二回目の施術でこの外転方向への可動域は大きく改善され、それに引き摺られるようにして、問題の外旋方向へも少しずつ矯正されるようになりました。

股関節をこのように外へ外へと開いていくと、眼圧の高い右目に気が通ったり、また、鼻の通りが良くなったりといった様々な体感を感じられています。

矯正日の翌日はいつも、だるく眠いなどの好転反応が毎回出ているようですが、体が良くなるためには必要なことですので、上手にお付き合いされて行かれればと思います。

三ヶ月の間に12回の矯正

可動領域は大幅に改善されています。ご家族の方が仰るには、痛いと訴えられる回数がだいぶ〔30%〕減ったということです。それから、患足である左足へも体重を乗せることができるようになったとご本人は言われますが、股関節の角度が正しい方向へと矯正されているために、今までよりも安定感が少しずつ出てきているのでしょう。

この段階で、矯正動作や屈伸運動を行うことは、現実にはほとんど不可能な状態です。お教えしたスクワットを、毎日10回位行っている事により、矯正の効果が維持できているのだと思われます。それでも、矯正後一週間から10日程経ちいらした時には、可動領域がほとんど元に戻っています。

しかし矯正するとすぐに、前回矯正したところまでは開くようになります。この繰り返しで、確実に、より正しい股関節の角度へと次第に慣れていき、更なる矯正が可能となっていきます。

四ヶ月目

施術をはじめて丁度四ヶ月が過ぎようとする頃、状態は更に改善され、矯正後日数が経過しても、前の状態へ戻ったりするような事がなくなりました。    矯正後の好転反応(だるさ、眠気等)も出ることなく、股関節はより良い状態で安定しています。股関節の状態にこれだけ大幅な変化がはっきりと認められて始めて、改善したと言えると思います。一段階クリアですね。矯正動作も少しずつ、できるようになってきました。

患足が正しい角度に矯正されてくると、自然に体が動いてあれもこれもと忙しく立ち働く事も出来るようになり、以前の雰囲気が戻ってきたとご主人も嬉しそうです『60パーセントの回復』と仰っています

筋力低下について

このように、体はほとんど歩けない状態がどんなに長く続いていても、股関節がバランスを回復すると、その場で歩けるようになったり、家事などの動作は難なくこなせることが普通です。

筋肉というのも、安定した股関節の角度(骨格系)でついていることが、より重要で、特別な筋トレなどしなくても、日常的な動作の繰り返しで、自然に発育しているものです。

股関節の矯正+矯正動作というのは、その方にとってのもっとも適切で基本的な筋力トレーニングとも言えます。だからこそ、矯正の過程において、好転反応も起きて来るのですが、このトレーニング(股関節の矯正+矯正動作)をできる範囲で続けていかれれば、今度は、両股関節が正常な角度で心身を土台からしっかりと支えてくれるのです。それだけの価値は十分にありますよね。


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