このページでは美容矯正と脚長差との関係について説明しています。
美顔・整顔
頭蓋骨は28個の骨が縫合と呼ばれる一種の関節で連結されてなりたっています。
前頭骨と頭頂骨、頭頂骨と後頭骨は前後に連結されていて、頭頂骨をはじめとする11組の骨が左右一対となっています。
頭、顔の構造は、この縫合で連結された頭蓋骨バランスによって支持されているので、姿勢のゆがみが頭部にまで波及すると、様々な美容上の問題となります。
しかし、対症的な処置は、矯正しても又戻ってしまうというのは、頭蓋骨矯正も同じです。
この頭部バランスを根本で支えているのは、実は、左右の股関節です。
脚長差、骨盤の前傾・後傾を、身体の土台である股関節から矯正して、バランスを回復すれば、身体の諸症状と共に様々な美容上の問題が解決されます。
股関節転位を正常にすることで、左右目の位置や大きさの違い、鼻の歪み、顎関節症、歯並びなどの顔の左右非対称性が改善され小顔効果が得られます。
脊柱の理想的な彎曲度
また、スタイルやプロポーションを著しく損ねているのは、脊柱の側彎・前彎・後彎といった、理想からかけはなれた状態です。
股関節の転位によってどちらかの足が長くなれば、脊柱は多かれ少なかれ側彎しますし、転位のタイプにより骨盤の前傾・後傾もおきてきて、猫背・反り腰・はと胸といった致命的な姿形の崩れを生むのです。
脊柱が生理的彎曲度を取り戻すことによって、姿勢が矯正されると、それにともなってバストアップ・ヒップアップ・ウエストがシェイプされて、自然と理想的な身体のラインに近づいていきます。
究極の美容法
このようにして、股関節という土台から矯正されると、O脚・X脚などの脚のゆがみも可能な限り改善されていきます。
脚の骨自体にゆがみがあり、O脚矯正として限界がある場合でも股関節矯正は有効です。
骨盤を整え、脊柱を理想的な状態に保つことができれば、内臓諸機能が回復し、新陳代謝がよくなって顔に血色が戻り、生き生きと生活することができるようになります。
可能な限り最大限、その人本来の美しさと健康を手に入れることができるのです。
改善例
両股関節外旋・外転
両股関節外転タイプはいわゆるO脚で、外旋も加わるとO脚が過度になりやすく、もっとも全体的な姿形・プロポーションの崩れに影響します。
骨盤が後傾といって立ってしまうため、猫背になり、お尻が平板になって垂れたようになります。
この両股関節の外旋・外転を、左右の足の長さと共に矯正された場合、姿勢・プロポーションが劇的な程改善される場合が多く、最も美容効果の高い股関節のタイプになります。
O脚の方には多い疲労困憊や体調不良などもあわせて良くなります。 O脚矯正
単純系
単純系は、長い方の足が外旋、短い方の足が内旋しているため、左右の足の長さの差がどんどん開いて行き易く、側彎症の方に多いタイプです。
体がどちらか一方に捻れ、左右のアンバランスや、顔の非対称性に悩まれている方が多くいます。
すべてにおいて進行の度合いが早く、また、改善もされやすいため、人によっては、数回の矯正で姿勢が目に見えてよくなり、目の大きさなど顔の左右の形が揃ったりします。 側弯症のページ
両股関節内旋
両股関節が内旋していると、骨盤が前傾といって反り腰になるため、脊柱が理想的な彎曲度を超えて反ってしまいます。女性には多いタイプで、進行すると、お腹とお尻がつきでたみたいになり、ハト胸になる人もいます。
腰〔腹筋〕を使って立てないため、腰周りのラインに一種独特なもたつき感が生じてきますが、脚長差と共に矯正することで、ウエストラインが見違えるようにシェイプされます。
この両股関節内旋を矯正すると、一瞬にして〔長くなっていた〕顔が短くなったり、小顔効果が得られた症例が比較的多いです。
両股関節内旋は進行すると、最終的に骨盤が後傾し、まるでO脚の人のような姿勢〔猫背〕になります。
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